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[書評]ストレスは実は悪いものではなかった? 「スタンフォードのストレスを力に変える教科書 」by ケリー・マクゴニガル

ストレスへのイメージ

あなたはストレスを避けたいだろうか?それともストレスをもっとうけたいだろうか?

ストレスは悪いものというのは常識(コモン・センス)と思う。
近年、話題のアドラー心理学では「人々の悩みはすべて対人関係からくる」と言っている。生きていくのに対人関係をゼロにすることはできない。それなのに悩みは対人関係から来る。そんな絶望的な状況だが、僕はストレスを無くすことに意識を向けていた。
昔、嫌いな上司がいても「人の流動性の高いWeb業界で何年も同じ上司の下で働くことはないだろう。今は気にしないようにしよう」と、イライラする事をむりやり無視してストレスを無くそうとしていた。

ところが、そんな価値観を真っ向から否定する本に出会った。
ケリー・マクゴニガルの「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」だ。
著者のケリーはストレスはむしろ良いものだという。しかもストレスを自分に良いものにするためにはマインドセットを変えるだけで良いという。マインドセットを変えるとは、簡単にいえば、「ストレスは自分のためになると思うこと」だ。ケリーの紹介した実験では、大学の新入生の半分にストレスは良いものという「心理的介入」をしただけで、その後、卒業までの成績において、他のグループと有意な差が見られたそうだ。

コモン・ヒューマニティー

とくに、この本の中で紹介されている、
ストレスは「コモン・ヒューマニティー」である
というくだりが好きだ。にんげんだもの誰しも(コモン)ストレスは有るよね。それが人間性(ヒューマニティー)だ。ストレスを感じるのはなにも悪いことではない。

もちろん、ストレスを受ければ受けるほど良いというわけではない。あまりに大きなストレスはさまざまな病気を引き起こす。これは著者も本の中で注意深く説明していた。過度なストレスはうつ病などの精神疾患等を引き起こすのは周知の事実だ。この本を読んで、ストレスはいいものだから部下にストレスをかけようという人がいたら、その人とは関わらないほうがいいだろう。

ただ、やはり疑問は残る。
どの程度のストレスまでなら有害ではなく、効用になり得るのか?
これは本でも解説されていたが、いまいちまだ腑に落ちていない。
これからの人生で考えていこうと思う。

スタンフォードのストレスを力に変える教科書


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justinです。筋トレいっぱいやってます。6パックと甘美なるメロン肩と鬼の背中とアツい胸板を身にまとうために。もっと細かいつぶやきはtwitterで (https://twitter.com/justin999_)

😁小吉 😁
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justin / iOSエンジニア

なぜ僕は筋肉を鍛えるのだろうか? 最初は筋トレすれば健康になるとか、仕事がうまくいくとか、そんな理由をつけていた。 しかし、もうそんなことは思わない。 多少の健康の崩れと筋肉どっちを取るか? 筋肉だろう。 https://twitter.com/justin999_
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