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子供の名前を戦略的に考える。覚えやすさこそ神

TL; DR
・中高生に本名だと名前を覚えてもらえないけど、ジャスティンだと覚えてもらえるという体験をした。
・名前を覚えてもらえたほうが人生楽しそう
・覚えやすい名前は、発音のしやすさ、慣れ、(漢字)の要素がありそう

最近、親戚の集まりで小さい子どもにたくさん会った。そこで子どもたちの名前を覚えていくうちに思いついた話があるので備忘録として書いておく。

覚えやすい名前がいいと思う原体験

僕は学生の頃、ライフイズテックという中高生にプログラミングを教える企業でバイトをしていた。中高生6人ぐらいのグループに大学生一人がついてiPhoneアプリ開発などのプログラミングを教える形式だった。夏休みなどの長期休暇で5日間連続で教えていた。そこでは中高生から見て大学生は「斜め上の関係」という位置づけだった。つまり、教えるからといって立場が上というわけではなく、近所のお兄ちゃんのような親しみのある感じの世界観だった。中高生から親しみをもってもらえるように大学生にはニックネームを必ずつけていた。バイトの研修の一番最初につけるのだ。僕は中学生時代のあだなの「こーいっちゃん」にしていた(本名が佐藤紘一だから)。これが、全く中高生に覚えてもらえない。同じ頃にバイトをしていた友達に「ファルコン」というのがいた。彼は中高生から爆発的に人気だった。みんな「ファルコン!ファルコン!教えて!」というのである。それを見て、「すごいな。僕もプログラミングとかデザインとかスキル上げてああいうふうになりたいな。スキルあれば、名前すぐ覚えてもらえるんだろうな」と思っていた。

それからしばらく経ち、他の友だちが急に僕のことを「ジャスティン」と呼ぶようになった。そして彼はバイト先でもジャスティンというニックネームを啓蒙しだした。そして流されるまま、とあるキャンプで試しにニックネームを変更し「ジャスティン」と名乗ってみた。そしたらその時担当した中高生がみんな即座に「ジャスティン」を覚えた。そこで味をしめた僕は、その後もエンジニアをする時はjustin(ジャスティン)と名乗っている。

なぜ名前は覚えやすいほうが良いのか?

その後も、ジャスティンと名乗ることで中高生にすぐ覚えてもらえた。これはおそらく社会人になってからもそうで、ジャスティンのほうが佐藤紘一より覚えてもらいやすい。名前を覚えられていると何かと誘われやすくなる。だからといって、何か大きな仕事を成し遂げたことはまだないが、単純にチャンスは増えるだろうし、人とのつながりの多い人生のほうが楽しいので覚えやすい名前を持っていることは得だろうと思う。

覚えやすい名前の条件

そんなわけで僕は将来子どもができたら覚えやすい名前をつけてあげたいなと思っている。そこで覚えやすい名前の要素を考えてみた。

発音しやすさ

単純に発音しやすい名前は覚えやすい。発音できないと脳に入りこんでいかないので。僕は留学時代、現地のアメリカ人にインターンの面接のアドバイスをしてもらった時、
「こういちという名前は英語だととても聞き取りにくいから"こーいっち"とちょっと跳ねてみなさい」
と言われたり、他の人には呼びにくいから"コーウィー"って呼んでいいか?と言われたりした。ということで、僕の名前はアメリカではあまり覚えられなかった。

そこで調べてみると、言語学の専門家のこんな記事が見つかった。
最初の一語 ―なぜ母親は「ママ」、父親は「パパ」なのか―

この記事によると、発音しやすい子音と発音しやすい母音があるようだ。

発音しやすい子音は
[m] = [b] > [p] > [d] > [h] = [n] > [t] ...
発音しやすい母音は
ア、エ、オ

この[発音しやすい子音]+[発音しやすい母音]の組み合わせで名前をつけると、覚えやすい名前になる可能性が高くなりそうだ。

慣れ

もう一つ、大事だと思っているのが慣れだ。人は聞いたことのある名前の方が覚えられる。大学時代のバイトで使っていたニックネームの「こういっちゃん」は中高生に馴染みがなかったし、留学先のアメリカでも「こういち」は馴染みがなかった。今、「ジャスティンです」と名乗ると「ビーバー?」と聞かれることが多い。名前から何か連想されるからより記憶に残るらしい。

その点で、突拍子もない名前よりも皆が慣れているありふれた名前がいいと考えている。
この法則をなんとなく感じていた僕は、ライフイズテックのキャンプ前になると前日に担当するメンバーの名前リスト(6人ぐらい)をもらって10回ずつ紙に書いていた。そうすると自分の中でメンバーの名前に「慣れている」状態を作れるので後は顔を覚えている名前と一致させるだけだった。

漢字

覚えやすさとは少し関係ないかもしれないが、漢字を使う名前であれば、皆知っている漢字にしたい。自分の名前(紘一)は嫌いではないが、人に口頭で名前を説明する時に苦労する。「紘」の字が常用漢字でないため、よく糸へんに広いに間違われる。実際は糸へんにカタカナのナとムを合わせたような漢字である。ちなみに実の祖母でも間違える。祖母でも間違えるぐらいなので、特別直さなくてもいい時は訂正しないが、気分は若干すっきりしないので、自分が名前をつけるとしたらこの漢字は選ばない。

まとめ

ということで、人それぞれ、名前にはつけた人の想いがあり、どれも尊重されるものだけれど、自分だったら初見の人でも覚えやすい名前をつけたいなという話でした。

覚えやすい名前は、発音しやすく、馴染みがあって、書きやすい。

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justinです。筋トレいっぱいやってます。6パックと甘美なるメロン肩と鬼の背中とアツい胸板を身にまとうために。もっと細かいつぶやきはtwitterで (https://twitter.com/justin999_)

😁中吉 😁
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justin / iOSエンジニア

なぜ僕は筋肉を鍛えるのだろうか? 最初は筋トレすれば健康になるとか、仕事がうまくいくとか、そんな理由をつけていた。 しかし、もうそんなことは思わない。 多少の健康の崩れと筋肉どっちを取るか? 筋肉だろう。 https://twitter.com/justin999_

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東京パクチー事情

コメント1件

はじめまして!姓名鑑定師をやっているのでとても興味深く読ませて頂きました!
また、わたしも技術的なことばかりではなく、わたし自身の”名前に対する想い“もnoteで綴ってみようと思いました!
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